Saturday 15 June 2019
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huffingtonpost - 20 days ago

海に行かないから関係ない? そんなあなたも「海洋プラスチック問題」に関わっているかもしれない理由

いきなりですが、問題です。ペットボトルが海に流出した場合、完全に分解されるのに何年かかる?

a) 15年  b) 50年  c) 150年  d) 450年 少し時間が必要?それならこちらの動画を見ながらお考えください。 さて、答えは...  d)の450年そして、この動画は2018年にバリ沖で撮影されたもの。衝撃的。この頃暑くなり、海が恋しくなる季節になってきた。
海水浴に行った海が、こんなだったらどうだろうか?

プラスチックは自然界では簡単に分解されないため、海洋を放浪し続ける。その為、なんと2050年には海洋プラスチックごみが魚の量を上回るかもしれない、という調査報告も出ているのだ。

という訳で、現場を見ようと(あと暑かったから)、週末に千葉の海に行ってきた。ちょうど大規模なビーチクリーンも開催されるとのことで、一緒に海岸でゴミ拾いもしてきた。 今回参加したビーチクリーンは、環境保全などにも力を入れているアパレルメーカーのVolcom、アウトドアウェアブランドのPatagoniaが主催。日本の老舗サーフボードメーカーであり地元サーフショップのCHP、そして環境保護団体JEAN協力のもとで開催されており、今回で11回目になるという。
まず、朝10時に集合場所のショップ前に集まり、一通りの説明を受け、みんなでビーチへ。すぐにビーチ到着。もちろんハワイのような真っ青な海に白い砂とはいかないが、ゴミの有無で言ったらなかなか綺麗である。 それもそのはず。このビーチは近くのサーフショップが定期的にビーチクリーンを行っており、綺麗に保たれているのだ。
「日本の他のビーチも同様か?」というとそうでもない。
もちろん綺麗なビーチもたくさんあるが、私が数週間前に行った河口近くのビーチには、多くのゴミが溜まっていた。「もっと汚いビーチで開催すれば良いのでは?」という疑問も湧くが、そういう事でもないらしい。主催者は、もう1つの目的があると言う。話を聞くと、「未来を創る子供たちに参加してほしい」と近所の小中学校に「お知らせ」を配布したという。このビーチクリーンは、ただ海を綺麗にするだけでなく、ゴミの影響や自分たちができる事を知ってもらう教育の場でもあるのだ。確かに... 。たくさんの家族連れや子供がいるな、とは思っていたが、そういう事だったのか。今回のビーチクリーンには約400人が参加したそうだが、そのうち中学生以下の子供が3分の1を超える150人だったそう。 そうこうしているうちに、ビーチはどんどん綺麗になっていった。グループの後ろの方にいた事もあり、目立つゴミは前のグループが拾ってくれたようで、私が拾ったのはこれだけだった。プラスチックの破片や、劣化して小さくなったもの。5mm以下のものはマイクロプラスチックと呼ばれる。「こんな破片、放っといてもいいでしょ?」 と思いがちだが、それは大きな間違いらしい。なぜなら、これらマイクロプラスチックやその付着成分を海洋生物が誤飲し蓄積して死に至ってしまったりもするのだ。しかも、食物連鎖でそれらを食べた生態系(私たち人間も含む)への影響が懸念されているそうだ。さて、30分から1時間ほどすると、ごみ拾いを終えた参加者が、続々とサーフショップ前にある分別ステーションに集まってきた。ここでスタッフのアドバイスを受けながら分別をして終了。 終了後は環境ワークショップやオーガニックマーケットも開催されていた。私が拾ったゴミは少なかったが、全体ではこれだけ落ちていたようだ。ちなみに、この「海洋プラスチックごみ」問題。海に行かない人は関係ないと思ってない?「それは違います」今回のビーチクリーンに協力している環境保護団体JEANの小島さんは話す。「海岸でのごみはもちろん。内陸のゴミが雨で流れて、川から海へと流出するんです」なるほど。でも、街でもポイ捨てをしなければ大丈夫ですよね...?「そういう訳でもないんです。例えば、街中の自販機の横にあるペットボトルや缶のリサイクルボックスやごみ箱が満杯で溢れている事ってありますよね?そこで溢れたものってどうなります?雨が降って流れてしまいますよね。他にも、庭に人工芝を敷いていたり...これも劣化してプラスチックの芝がこれまた雨などで流れて行きますよね。これが海に流出してしまうのです」そうか... ポイ捨てしないからといって完全無罪な訳ではないのか...。
私はポイ捨てはしないが、屋外で飲食をしていて袋が一瞬で遠くまで風で飛ばされていってしまった経験はある...。あのゴミはどこへ...?と考えると、当事者問題だ。海や川に行かなくても、自分が問題に加担しているかもしれない「海洋プラスチックごみ」。でも逆に、わざわざビーチにごみ拾いに行かなくても、私たちが街中からできる事もたくさんあるようだ。もし今度、「打ち上げられたクジラの死骸から大量のプラスチックが発見された...」というようなニュースを耳にしたら...。他人事だと思わず、コンビニで毎日のように受け取るレジ袋を見直してみるのはいかがだろうか。 ◇◇◇ハフポスト日本版で働く私は、5月30日(ごみゼロの日)に向けて、ゴミ削減生活を始めました。様々なチャレンジや失敗を皆さんと共有していきます。皆さんも是非この機会に「ごみゼロ」への旅をご一緒しませんか?【ごみゼロ日記:1日目】ごみゼロ日記、はじめます。かつて私はナチュラルガールだった。【ごみゼロ日記:2日目】ごみゼロを誓った私の残念な現状 タピオカティー、ペットボトル、一日のゴミを数えてみると 【ごみゼロ日記:3日目】ごみゼロへの挑戦スタート。第一関門の「かき揚げそば」で早くも失敗【ごみゼロ日記:4日目】「プラスチックストローの提供を終了しました」スタバよりも早くファミレスで実施されていた。【ごみゼロ日記:5日目】お洒落なオーガニックパーティーは、人にも地球にも優しかった。【ごみゼロ日記:6日目】映画館にマイタンブラーを持参するも断られる、なぜ 。本社に理由を聞いてみた。【ごみゼロ日記:7日目】タピオカ用「マイストロー」が存在していた。 即買い【ごみゼロ日記:8日目】「セブン&アイ、2030年までにプラスチック製レジ袋廃止」のニュース。「遅すぎません?」本社に聞いてみた。【ごみゼロ日記:9日目】ごみゼロ日記も折り返し地点。行動に変化が見られない同僚たちに、理由を聞いた。【ごみゼロ日記:10日目】ゴミって結局どうなってどこ行くの? ゴミ清掃工場に「大人の社会科見学」してきた。【ごみゼロ日記:11日目】ペットボトルの「ペット」って何か知ってる? 資源循環センターに「大人の社会科見学」してきた。【ごみゼロ日記:12日目】2050年までに「東京のCO2排出量ゼロ」を小池都知事が発表。その時わたしは会場にいた。【ごみゼロ日記:13日目】「次世代を担う若者を取り込むことが大事」ニューヨーク市の取り組みに東京が学べることは?【ごみゼロ日記:14日目】マイカップとマイストロー持参でタピオカティー店へ。過去に行った映画館では拒否、リベンジなるか...? 健康な地球で、みんなが平等に平和に生きる。2030年に、それを実現するための目標がSDGs(持続可能な開発目標)です。
ハフポスト「はじめてのSDGs 」では、日本をはじめ世界中の問題や取り組みを紹介。

私たちに何ができるんだろう... みんなで一緒に考えてみませんか?


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