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huffingtonpost - 17 days ago

「避難は様子を見て」とためらうと手遅れに…。災害の恐れがあるとき、早めの避難をすべき理由とは?

2019/07/03 11:42 ウェザーニュース大雨の影響で河川氾濫や土砂災害など災害の恐れがあるとき、市町村は避難勧告や避難指示を出します。

しかし「避難はようすを見て」とためらっていると手遅れになることがあります。車での避難は浸水深30cmまで早めの避難が必要な理由は、道路をおおう水が深くなるほど歩行や自動車の走行に支障きたし、避難が難しくなるからです。国土交通省HPの「浸水深と避難行動について」は、次のように早めの避難を呼びかけています。

「浸水深」は浸水域の地面から水面の高さをいいますが、自動車の走行は浸水深が10cmまでなら問題ありませんが、10〜30cmになるとブレーキ性能が低下し、30〜50cmではエンジンが停止するため車が使えません。つまり、車が使えるのは浸水深30cmまでです。

浸水深30cmでも、濁った水では路面の状況がわかりません。道路脇の溝やフタがはずれたマンホールにタイヤがはまる恐れもあるので、浸水深が浅いうちに早めの避難が必要なのです。50cmの水深でも歩行は困難歩いて避難する場合、浸水深がヒザの高さ(40〜50cm)でも水の流れに押されるので大人でも難しくなります。事例では、東海豪雨水害(2000年)でゴムボートに救助されて避難したときの浸水深はヒザの高さでした。つまり、ヒザまで水があると自力で歩けないのです。

伊勢湾台風(1959年)で避難した人へのアンケート調査では、浸水深が成人男性で70cm以上、成人女性で50cm以上の場合は避難できなかったそうです。浸水深が50cmに達する前に早めの避難が大切です。長靴ではなく運動靴、棒で足下を確認冠水している道路は危険なので次のことに注意します。

(1)動きやすい格好で
持ち物はリュックに入れて、両手は自由に使えるようにします。長靴は中に水が入ると歩きにくくなるので、運動靴で避難しましょう。

(2)水の勢いは思った以上
はん濫した水の流れは、思った以上に勢いがあります。歩くのが難しければ、緊急避難として高い頑丈な建物にとどまってください。

(3)冠水すると道路が見えない
はん濫した水は茶色く濁っていて、水路と道路の境、フタが開いているマンホールの穴などが見えません。棒(雨傘・杖など)で足下を確認しながら進みます。【関連記事】避難指示・避難勧告は警戒レベル4
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