Sunday 16 May 2021
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huffingtonpost - 30 days ago

両手をあげた13歳を警察が射殺。ボディカメラ映像で、銃は持っていなかった

アメリカ・イリノイ州シカゴで13歳のアダム・トレドさんが警察に撃たれて死亡した事件で、警察官のボディカメラ映像などが公開された。トレドさんは2週間前の3月29日、ラテンアメリカ系の人たちが多く住むシカゴ南西部のリトルビレッジで、警察に撃たれて死亡した。動画公開前、警察はトレドさんが銃を持っていたと説明していたが、4月15日に公開された映像では、撃たれた時にトレドさんは銃を持っていなかった。そして、両手をあげて警察に従う意思を示していた。検察は銃を持っていたと説明していた動画を公開したのは、警察の違法行為などを調べる独立機関COPA(シビリアン・オフィス・オブ・ポリス・アカウンタビリティー)だ。公開されたボディカメラの映像(※警告 リンク先の動画には、トレドさんが撃たれる様子がうつっています)には、2人の警察官が車を降りて誰かを追う様子が映っている。追われている1人はトレドさんで、もうひとりは21歳のルーベン・ロマン容疑者だと思われる。警察官の1人がベージュのコートを着た背の高い人物(おそらくロマン容疑者)にタックルして手錠をかけている。トレドさんを追いかけたエリック・スティルマン警察官は「今すぐに止まれ、両手を上げろ、止まれ!」とトレドさんに向かって叫んでいる。そしてトレドさんが立ち止まって両手を挙げた直後に、スティルマン警察官は発砲し、トレドさんは路地に倒れこんだ。スティルマン警察官はすぐに救急車を呼び、トレドさんにどこを撃たれたのか尋ねたが、胸と顔に血が飛び散ったトレドさんは反応しなかった。また、別の警察官が駆けつけて「目を覚まして」とトレドさんに呼びかけ、救急車が到着するまで胸を押したが、トレドさんは現場で死亡が確認された。トレドさんが撃たれた場所から少し離れた先に銃が落ちており、検察はこれがトレドさんが持っていた銃だと主張している。COPAはボディカメラ映像の他、第三者提供の映像や警察の報告書、無線記録や狙撃探知システム「ショットスポッター」の記録などを公開した。映像の公開前、検察はショットスポッターが銃声を探知して警察官が現場に駆けつけた、そして警察が到着するとトレドさんらを含むグループが逃げたと説明していた。また、その後に逮捕されたロマン容疑者の保釈審問で、検察官の一人は「トレドさんは右手に銃を持っていた」と説明していた。しかし、映像ではトレドさんは撃たれた時には銃を持っておらず、検察は地元テレビ局WGNの取材に対し、保釈審問での検察官の証言は不正確だったと述べた。キム・フォックス州検事は「検察官は法廷で証言する前に、状況を完全に把握していなかった」とは説明している。またシカゴのロリ・ライトフット市長は15日の記者会見で、公開前に映像を見ていたもののCOPAと州検事局が調査中だったために、詳細を明かさなかったと述べた。さらにライトフット市長は映像公開前、「トレドさんに銃を持たせた人物を見つける」と述べていたものの、トレドさんに発砲した警察官の責任を問う発言はしていなかっトレドさんの家族は、死亡から2日後にトレドさんの死を知らされた。連絡が遅れたのは本人確認に時間がかかったからと警察は説明しているが、その数日前にはトレドさんの捜索願が出されていた。ロマン容疑者は、未成年を危険にあわせた容疑などいくつかの罪で起訴される予定だ。トレドさんの家族の代理人を務めるアディーナ・ワイス=オーティス弁護士は、「銃を持たず、両手を挙げた子どもを撃ったのであれば、殺人に当たる」と警察を批判した。映像ではトレドさんの近くに銃も映っていた。ワイス=オーティス弁護士は銃があったことは否定しないものの「両手を挙げて発砲された時には銃を持っていなかったのだから、発砲の理由にはならない」と述べている。ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました(翻訳:Satoko Y )。関連記事黒人男性が警察官に銃で撃たれ死亡。「間違えて発砲した」と主張し、ボディカメラの映像を公開武器を持たない15歳黒人少年を射殺した警官、殺人罪で起訴【黒人少年射殺】ファーガソン事件にアメリカ国民がどれだけ失望しているのかがわかる10の数字...クリックして全文を読む


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