イギリス・ストラトフォード=アポン=エイヴォンで人気を集めていた黒鳥「レジー(通称:ミスター・ターミネーター)」が、地元の白鳥に対する攻撃的な行動を理由に、退去させられました。Hindustan Timesによると、レジーは、9カ月ほど前にエイヴォン川に現れて以来、住民から「ウィリアム・シェイクスピアより人気がある」と言われるほど観光客の人気を集めていました。スワン管理人として活動するシリル・ベニス氏は、当初は穏やかに見えたレジーが、次第に雄の白鳥を威嚇し、つがいを引き離して雌に近づくなどの“反社会的行動”をとるようになったと説明します。BBCによると、時にはほかの白鳥を水中に引きずり込み、溺れさせようとする場面もあったとのこと。「昼は無害そうでも、夜になると悪夢だった。まさに“ミスター・ターミネーター”だった」とベニス氏はCBC Radioに語ります。攻撃は繁殖期にも続き、営巣を妨げるなどの影響が出たため、王室の代表と相談のうえで退去を決定。「やむを得ない判断だった」と明かしました。 捕獲の際には激しく抵抗されたといい、ベニス氏は「歯と爪で攻撃されて胸がまだ痛い」といいます。現在レジーは保護施設で療養中で、まもなくデボン州のドーリッシュ水鳥センターに移送される予定です。ベニス氏は「彼はすぐに仲間を見つけ、『なぜ9カ月もここにいたんだろう』と思うだろう」と語り、川は再び穏やかさを取り戻したと話しています。【動画】意地悪な黒鳥、ミスター・ターミネーターの姿【あわせて読む】巨大なヘラジカ、5時間の「引き上げ作戦」で救出。所有者も知らない古井戸に落下していた(アメリカ)Related...【動画】「ミスター・ターミネーター」と呼ばれた人気者の黒鳥、ほかの白鳥を襲う問題行動でシェイクスピアの街から強制退去世界トップ YouTuber、MrBeastの「炎の家」企画に批判殺到、安全対策を強調するも炎上おさまらずエジプトの“怪力レスラー”が「歯」で1000トンを超える船を引っ張り、ギネス記録に挑戦...クリックして全文を読む
Wednesday 15 October 2025
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