2024年7月13日、米ペンシルバニア州バトラーで銃撃されたトランプ氏米ABCニュースのジョナサン・カール記者が、2024年にペンシルベニア州で起こったトランプ大統領の暗殺未遂事件をめぐり、資料から見つけた事件当時の詳細について語った。カール記者は10月28日、米テレビ番組「The View」に出演し、自身の新著『Retribution: Donald Trump and the Campaign That Changed America(報復:ドナルド・トランプとアメリカを変えた選挙運動)』を宣伝。その中で、議会が公表した報告書に含まれていた証拠やシークレットサービスの宣誓証言をもとに、事件当日に「現場で何が起きていたのかを分単位で想像することができた」と述べた。「トランプ氏が病院に着いたときのことを知った。彼はすぐさま側近に『どう報道されてる?テレビではどう映ってる?』と聞いた。――それが彼の最初の関心事だった」銃撃犯のトーマス・マシュー・クルックス(当時20歳)が放った銃弾は、トランプ氏の耳をかすめ、集会の参加者3人を負傷させ、そのうち1人が死亡した。クルックスはシークレットサービスに射殺された。カール記者は、銃撃直後の緊迫した瞬間についても解説。シークレットサービスの警護官らが大統領を装甲SUVの中に避難させようとする中、トランプ氏は抵抗し外に出て拳を突き上げ、「ファイト(戦え)」と叫んだという。「考えてみてほしい。まだ他に銃撃犯がいるかもしれないのに、トランプ氏はテレビカメラの前に身をさらし、その瞬間をカメラに収めると同時に別の潜在的な銃撃犯にも身を晒していたのだ」その行動は、シークレットサービス職員たちが「これまで訓練でしてきたことすべてに反する行動」と記した一方、カール記者はトランプ氏にとっては「ベストな瞬間」だったと表現した。トランプ氏はWashington Examiner紙の取材に対し、拳を突き上げたのは、集会の支持者たちに自分が無事であることを伝え、「アメリカは前進し続ける、我々は強い」というメッセージを送るためだったと語っている。「その瞬間、あの場にいた人々からのエネルギーといったら...彼らはただ立ち尽くしていた」とトランプ氏は同紙に語った。「その時の感覚を言葉で表すのは難しい。しかし、私は世界が見ていることを知っていた。歴史がこの瞬間をどう判断するかも分かっていた。だからこそ、我々は大丈夫だと伝えなければならないと思ったのだ」その結果として撮影された写真こそが、「トランプ氏の選挙運動を象徴する1枚となった」とカール記者は述べた。ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。【写真で振り返る】トランプ氏の襲撃事件。カメラが捉えた混乱、流血、突き上げた拳Related...【写真で振り返る】トランプ氏の襲撃事件。カメラが捉えた混乱、流血、突き上げた拳トランプ米大統領の女性記者への対応に「卑劣すぎる」と批判の声。いったい何を言ったのか?BTSのRMが考えるK-POP成功の理由とは。APECのCEOサミットで基調演説...クリックして全文を読む
Saturday 1 November 2025
huffingtonpost - 2 days ago
トランプ氏が銃撃事件の後、最初に気にかけたことが「あまりにトランプ」だった
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トランプ氏が銃撃事件の後、最初に気にかけたことが「あまりにトランプ」だった
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