Thursday 16 October 2025
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huffingtonpost - 24 hours ago

首相指名選挙(首班指名選挙)の決選投票とは。次の首相はいつ頃、どうやって決まる?仕組みを解説

臨時国会が10月21日に召集される方針が示され、内閣総理大臣を決める首相指名選挙の日程に注目が集まっています。首相指名選挙は通常、召集日の本会議で開かれており、21日の日程で自民党が提案しましたが、野党側との合意に至っていません。直近2024年11月の衆議院の首相指名選挙では、1回目の投票で過半数を超える候補者がおらず、得票数の多かった自民党・石破茂さんと立憲民主党・野田佳彦さんの決選投票となっていました。首相指名選挙と、決選投票の仕組みを解説します。首相指名選挙とは?首相指名選挙は、衆議院と参議院の国会議員がそれぞれ、記名投票で首相を選ぶ選挙です。内閣総辞職や衆院選の後に開かれます。衆議院は定数465人が投票し、過半数の233票以上を得た議員が首相に指名されます。参議院は定数248人が投票し、過半数の125票に達した議員が首相に指名されます。決選投票は?首相指名選挙衆議院・参議院どちらも、1回目の投票で過半数を超える議員がいない場合は、上位2人の決選投票が実施されます。得票数が多かった議員が首相に指名されます。1回目の投票や決選投票で、複数の議員が同じ得票数となり、「上位2人」や「首相に指名される人」が決まらない場合は、くじ引きで決定されると衆議院規則で定められています。衆参で指名が異なる場合は?衆議院と参議院で首相に指名された議員が異なる場合は、両院総議会で開かれます。それでも意見が一致しない場合は、衆議院で指名された議員が首相となります。今回も決選投票の見込み直近2024年11月の衆議院の首相指名選挙では、1回目の投票で過半数を超える候補者がおらず、石破さんと野田さんの決選投票となりました。今回の衆議院も、定数456人に対して自民党会派の所属議員は196人。公明党と合わせた「与党勢力」でも220人と過半数を割り込んでいた上、公明党が自民党との連立政権を離脱する方針を表明。“野党”との協力関係なしでは、決選投票となる見込みです。過去の衆院決選投票は5回「逆転勝利」なし衆議院事務局によると、衆議院での決選投票は過去に5回。2024年11月以前では、日本社会党の村山富市さんと、海部俊樹さんが争った1994年まで遡ります。1回目でトップだった村山さんが、決選投票でも海部さんの得票を上回り、首相に指名されました。その前の1979年には、いずれも自民党の大平正芳さんと福田赳夫さんによる決選投票の末、大平さんが首相に指名されました。直前の衆院選敗北を受けて、党内で「四十日抗争」と呼ばれる派閥間抗争が勃発。首相候補を一本化できず、党内票が割れた背景があります。他にも1953年の吉田茂さんと重光葵さん、1948年の吉田さんと片山哲さんが決選投票となり、いずれも吉田さんが首相に指名されました。【画像】歴代の衆院決選投票の構図はこれだ【あわせて読む】自民党総裁選2025、決選投票とは?どう決まるのか、仕組みを解説します。「逆転勝利」が起きるケースもRelated...【画像】首相指名選挙(首班指名選挙)の決選投票とは。次の首相はいつ、どうやって決まる?仕組みを解説自民党総裁選2025、決選投票とは?どう決まるのか、仕組みを解説します。「逆転勝利」が起きるケースも【全文】石破首相、「戦後80年の見解」発表。「先の大戦の反省と教訓を深く胸に刻む」と強調...クリックして全文を読む


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